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  監督:チェン・カイコー
キャスト:染谷将太、阿部寛、ホアン・シュアン
ジャンル:歴史/ミステリー
 製作年:2017年
 製作国:日本、中国
上映時間:132分
  評価:★★★☆☆
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【あらすじ】

 若くして唐(中国)へ渡り、後の真言宗の祖となる真言密教の教えを日本にもたらした天才的な知能を持つ僧「空海」。彼が留学先で知り合った詩人「白楽天」と共に、長安(唐代に最も栄えた首都)を揺るがす妖しい黒猫と30年前に謎の死を遂げた「楊貴妃」の真相を紐解くが、それは決して開けてはいけない事実があった……。

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【感想的な雑文】

 事実的な歴史と空想的な怪奇と天才的な推理が三つ巴に渦巻く「夢枕獏」原作の一大スペクタクルな一作。

 一部協力ではなく全般的な日中合作プロジェクトとして作られた今作の本気度は観れば分かるが相当のもの!

 中国・唐の街並みや当時の衣服・装飾品の再現など今作のために丁重に生み出されたものたちは中国の歴史に感心持つ者たちの心を底から楽しませてくれる。

 個人的に「横山光輝」と「諸星大二郎」が好きなので、古代中国の文化や逸話には惹かれてしまう…!

 やっぱり古代中国って素敵!!

 赤く染まる頬のように登場人物たちの台詞や感情の移り変わりも大変繊細で美しいのだが、ただ繊細すぎて分かりにくい…。

 どこが理由でこの人は怒りに駆られているのか、台詞が遠回しすぎて結局何が言いたいのか、観たのは吹替だけど少し状況整理のために字幕が欲しくなった…。

 また本来は全編中国語で構成されているので、当然主演の染谷将太も中国語で話しており吹替も自身がやるのだが、セルフ吹替がここまで厳しいものとは…。

 同じ染谷将太でも“口は中国語で言葉は日本語”という脳内で不思議な混乱が起こるので、最初から“気にしない!”と割りきった方が複雑な本編の推理に集中できる。

 あと驚くほど編集点がブツ切れで、心地好いテンポがガッタンガッタン止められたような気になり勿体ない…大変良い題材なのに…。

 これは満点スタートからデメリットが引かれて評価点が決まる『大変惜しい一作』である。

 未だに頭の中で伏線が回収できていない部分もあるのでレンタルか動画配信が始まったら、もう一度復習したい。

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